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白雲荘のロビー、ダイニングがリニューアル

ダイニング

創業以来、自信を持って提供してきたお料理を、白雲荘がこのたびダイニングを設え、一層自然を感じながらの御食事が楽しめるようになります。
白雲荘のお料理は、美しく繊細な味わい、相模湾の旬な魚、地元産の野菜など、お料理を最高においしく召し上がっていただくために食べていただくシチュエーションにもこだわってきました。
新しくオープンするダイニングは、川に面してせせらぎと木々に囲まれた空気を感じながら、目で楽しみ、舌で味わう白雲荘のお料理を存分にご堪能頂けるダイニングです。
白雲荘の新しいお料理を、お楽しみください。

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6月よりオープンするレストラン記念プランの登場です♪「和とモダンの融合」をコンセプトにしたラグジュアリー・スタイリッシュなレストランになります!
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組子
組子とは、釘を使わずに木を組んでいく、伝統的な日本の木工技術です。古くは飛鳥時代より、引き継がれ磨き抜かれた高度な技術は、量産ができず注文を受けてから、ひとつひとつ1mmを下回る精緻さで組んでいきます。
今回ダイニングをやわらかく仕切る壁として、この美しく繊細な技法の組子を、ダイニングの全面に使用しています。
組子の制作は島根の吉原木工所にお願いしました。
伝統的な技法を守り製品を一点一点、熟練の職人さんが丁寧な仕事で50年続いている会社です。伝統の技術と新しいデザインも取り入れる革新性が白雲荘のダイニングのコンセプトにぴったりと合いました。
組子から溢れる光もまた美しく、お料理の味わいを深くしてくれます。

ロビー・エントランス

白雲荘のロビーはリニューアル以前より、大きな開口の窓から眺める川と山の眺めが四季を映す、美しい空間として大変好評を頂いておりました。その品のある空間はそのままに一層モダンな空間として、生まれ変わります。 落ち着いた雰囲気は白雲荘の高級宿としての顔にふさわしいものです。 新しい装いの白雲荘で、静寂のひとときをお楽しみください。

京唐紙
京唐紙とは、その名が表すように中国の唐から奈良時代に伝わり、平安時代には京都で貴族の間で、ふすま障子などの住居にも使われ始めました。当時は大変な高級品だったものが、その後時代を経て、江戸時代には町方庶民にも親しまれる量産品もできました。これを江戸唐紙といい、京唐紙との区別をします。 京唐紙は、朴の木で手彫りをした版木を使い、バレンを使わず手のひらで写していきます。紙と絵具、文様の組み合わせ、絵を映す時の技法は多岐にわたり、まさに工芸品としての粋の集積です。 白雲荘のエントランスとロビーでは、この京唐紙をふんだんに使い、格を表すにふさわしい装いとして、お客様をお迎えします。
麻の葉文様
麻の葉の文様は、古く安時代の頃には文様化されていたと、言われます。その当時つくられた仏像の装飾に、麻の葉文様があしらわれていることからも、大変歴史の古い文様であることがわかります。 モチーフである、麻の葉は神聖なものとされており、麻の葉の文様にも邪気を祓う力があるとされました。 また江戸時代の歌舞伎では、当時の人気役者、岩井半四郎が『八百屋お七』で火の見櫓の場に浅葱色の麻の葉鹿の子で舞台に登場し、麻の葉模様は大流行しました。 古典でありながら、その使い方により多くの表情を見せる麻の葉の文様は、いかにも日本的な美を象徴します。 リニューアルした白雲荘のロビーとエントランス、ダイニングでは麻の葉文様をモチーフとして使い、白雲荘の伝統とモダンを表現します。